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2019.04.18

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テーマ GAFAをめぐる米中覇権争い 
報告者  夏目啓二氏(愛知東邦大学教授)

【概要】
はじめに
米国のディジタル多国籍企業の支配構造と動揺
中国ディジタル多国籍企業の台頭と米中の技術覇権競争
米中のディジタル多国籍企業と投資ファンドの攻防
むすびにかえて

トランプ政権は、「アメリカ・ファースト」を掲げ、米中貿易戦争に突入している。20%の関税から25%の高関税の幅をもちながら、課税対象品目を中国と交渉している。さらに、中国のファーウェイ(華為科技)、ZTEなどハイテク企業を狙い打ちにしている。トランプ政権が中国のハイテク産業を敵視するのはなぜだろうか。また、中国のハイテク産業の実力はどれほどのものだろうか。米中貿易摩擦が世界と日本企業に及ぼす影響はどのようなものだろうか。これが、本報告の明らかにする課題である。

そこで、本報告は、①米国のディジタル多国籍企業の支配構造と動揺、②中国のディジタル多国籍企業の台頭と米中の技術的覇権競争、③米中のディジタル多国籍企業と投資ファンド、の順で明らかにしたい。

※夏目啓二「情報通信産業の展開―GAFAとアジア企業」が、『経済』年6月号(5月8日発売)に掲載されます。

 夏目 啓二氏 (博士 経営学)

愛知東邦大学教授、龍谷大学名誉教授
アジア経営学会常任理事
日本比較経営学会元会長
日本経営学会元常任理事
日本国際経済学会元理事