2020年10月31日 更新
2020年度第2回公開研究会 報告のポイント
2020年度第2回公開研究会では、従来の「財政破綻論」を問い直し、積極財政の是⾮について迫ります。
新型コロナウィルスの感染拡⼤とその対応策によって、我が国の経済は甚⼤な被害を受け、多くの⼈々が厳しい⽣活状況へと追い込まれました。このような状況のなかで、国による積極的な財政⽀援が求められていますが、⼀⽅で、⽇本の財政は危機的な状態であり、無駄な歳出の削減や消費税増税などによって財政健全化を図る必要があるということも⼀般に広く認識されています。
しかし、本研究会の報告者である朴勝俊⽒は、MMT(現代貨幣理論)を援⽤することで、⽇本の財政を新たな観点から捉え直し、積極財政の可能性について分析し、提⾔されています。
本研究会では、朴勝俊先⽣とともに、⽇本の財政について再検討します。
2020年度第3回公開研究会のご案内
シンポジウム
「積極財政をどのように考えるか―MMTに関係する報告と討論―」
報告者 朴勝俊(関西学院大学教授)
論 題 「貨幣の本質と財政破綻論」(YouTubeで動画を公開中)
討論者 岡本英男(東京経済大学教授、学長)
建部正義(中央大学名誉教授)
司会者 齊藤壽彦(公益財団法人政治経済研究所理事、千葉商科大学名誉教授)
日 時 2020 年 12 月 14日 (月)13:00~16:00
場 所 オンライン開催(zoom)
参加費 700円
申込先 ①オンライン決済を利用する方(終了)
(クレジットカード、コンビニ、ATM、PayPal)
②ゆうちょ銀行にお振り込みの方(終了)