2022年4月28日 更新
風薫る新緑の季節を迎えていますが、皆様いかがお過ごしでしようか。次回研究会は、奥村皓一さん(本研究所主任研究員)に、「バイデノミックスの展開―ロシアのウクライナ侵攻とグローバル・サプライチェーンの変革―」と題して報告をいただきます。
ニューディール政策をモデルとするバイデン政権は発足から2年目を迎え、秋には中間選挙を控えています。脱新自由主義を図る米国の経済産業政策の行方が注目されています。
その中でロシアのウクライナ侵攻への対応は、慎重ながらNATO諸国との連携も順調で、米国の指導力を回復し、サプライチェーンを米国中心に変えて行こうという国家戦略が読み取れます。
米中の覇権対立の一方でロシアに対する国際社会の経済制裁によって、世界経済はどうなるのか。米欧の企業・金融機関の対応は極めて早く、同一歩調が保たれています。グローバルなサプライチェーンにどのような影響を与えるのか。軍産・原子力複合体、シロビキ、オリガルヒの三勢力の頂点に立つプーチン政権は「偉大な帝国」を国家目標としており、世界はどのように対処すべきなのか。国際問題に明るい奥村さんに徹底解明していただきます。
皆さんのご参加をお持ちしています。
現代経済研究室 研究会のご案内
下記の要領で、現代経済研究室の研究会を開催いたします。
テーマ 「バイデノミックスの展開―ロシアのウクライナ侵攻とグローバル・サプライチェーンの変革―」
報告者 奥村皓一 (本研究所主任研究員、元関東学院大学教授)
日 時 2022年5月19日(木)14:00~16:30
場 所 衆議院第二議員会館第10会議室およびオンライン(Zoom)
参加費 無料
※zoom招待URLは、お申し込みされた方へ、前日にお送りいたします。
※オフライン開催は中止となる可能性がございます。
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