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2022年12月24日 更新

現代経済研究室 研究会のご案内


下記の要領で、現代経済研究室の研究会を開催いたします。


テーマ コロナショックドクトリンと帝国主義への道

報告者 松尾匡(立命館大学教授)

日 時 2023年1月23日(月)14:00~16 : 30

場 所 オンライン(Zoom)

参加費 無料

※zoom招待URLは、お申し込みされた方へ、後日お送りいたします。

▼研究会のご案内

厳寒の候を迎え、皆様いかがお過ごしでしようか。次回研究会は、松尾匡さ

ん(立命館大学教授)に、「コロナショックドクトリンと帝国主義への道」と題して報告をいただきます。

松尾さんは理論経済学を専門とする経済学者で、これまでにも多数の著書を著しています。同時に現代資本主義を分析し、とるべき政策課題を発信するなど、多面的な社会的活動も旺盛に行っています。

今回の報告は、「ショック・ドクトリン」についてのお話です。「ショック・ドクトリン」というのは「惨事便乗型資本主義」とも呼ばれ、天災、戦争など危機的状況を利用して、市場原理主義の経済を一気に進めようという考え方であり、コロナ・パンデミックのいま、最も注意すべき思想です。

今回の報告では、今年出版の近著『コロナショックドクトリン』を踏まえ、日本資本の海外移転と中小企業淘汰が表裏一体の国策として進められてきたこと、特に、コロナ禍に入ってからは、コロナをチャンスとした中小企業淘汰が志向されてきた現状を指摘し、それを告発します。

さらに、米不在TPP、RCEP、銀行法改正などで、企業の海外進出先での経済支配を保障する体制が作られつつあることを指摘します。

さらにまた、岸田政権になって以降、この淘汰路線を推進した財務省路線と、安全保障を理由に国内回帰を志向する経産省路線との引き合いが見られますが、その引き合いの中から、海外進出資本を軍事的にも守る帝国主義の道が浮かび上がっていることを鋭く提起する内容です。

基本的にオンライン方式で開催します。後日ホームぺージでZOOMミーティング参加の方法に関する案内をアップします。


一、日時 2023年1月23日(月)14:00~16.30

一、報告者 松尾匡(立命館大学教授)

一、テーマ コロナショックドクトリンと帝国主義への道

一、場所 オンライン(Zoom)

 

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