文京学院大学と共同研究契約を締結しました

契約締結について
公益財団法人政治経済研究所(代表理事: 齊藤壽彦)は、学校法人文京学院大学(総合研究所長:小林剛史)と、2025年7月1日から2028年3月31日までの期間において共同研究を実施する契約を締結いたしました。
研究の目的
本研究は「郊外まちづくりの現代史:ふじみ野戦後地域資料からみる『生きられた都市化』」をテーマとし、戦後ふじみ野地域における草の根の住民運動の歴史を掘り起こすことを目的としています。
今日、住民の人間関係の希薄化と自治意識の衰退が地域社会の大きな課題となっています。本研究では、その成果を地域住民と共有するとともに、地域における主体形成の課題を明らかにすることで、住民の自治意識の涵養に資することを期待しています。
研究の概要
研究実施場所
文京学院大学ふじみ野キャンパス(埼玉県ふじみ野市)
上福岡歴史民俗資料館(埼玉県ふじみ野市【同資料館と文京学院大学の包括的連携協定に基づく】)
研究期間
2025年7月1日から2028年3月31日まで
共同研究員
当研究所: 鬼嶋淳(専修大学教授)、柳啓明(当研究所理事)
文京学院大学: 岩舘豊(文京学院大学助教)、木村浩則(文京学院大学教授)、栗原真史(同志社大学特別研究員)
研究資料
当研究所が所蔵する歴史資料(大島家文書等)を研究に活用いたします。
今後の展開
本研究を通じて、郊外における地域コミュニティ形成の歴史的経緯を明らかにし、現代の地域社会が直面する課題の解決に向けた示唆を得ることを目指してまいります。研究成果につきましては、適宜公表してまいります。
本件に関するお問い合わせ
公益財団法人政治経済研究所