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2026.01.17

告知

戦争災害研究室 連続研究会(第3回/全3回)のご案内

テーマ 空襲被害写真はどのようにして撮られたのか

    ―実態把握と継承に向けて―

報告者 石橋星志

     東京大空襲・戦災資料センター学芸員

     すみだ郷土文化資料館学芸員

     明治学院大学平和問題研究所研究員

日 時 2026年2月7日(土)14:00~16:00

場 所 東京大空襲・戦災資料センター 映像・講話室

    ※会場参加および Zoom によるオンライン配信

参加費 500円(政治経済研究所・東京大空襲・戦災資料センター各種会員は無料)


空襲被害写真は、どのような意図と制度のもとで撮影されたのか。

戦時下の報道統制という制約のなかで生み出された写真群の実態に迫ります。


※本研究会は、戦争災害研究室の小薗崇明・山本唯人・石橋星志の3名による連続研究会(2025/12/20〜2026/2/7)の第3回です。

※事前資料は、お申し込みの方へ前日までに送付します。

※イベント継続のため、ご支援のカンパを募集しています。
※カンパはPeatixページから行えます。→ https://peatix.com/event/4813463


戦争災害研究室連続講座紹介ページ


【概要】

 東京だけでも空襲被害写真は多く確認され、戦災資料センター編『決定版東京空襲写真集』(2015)には1692枚がリスト化されている。今後も新たな資料の発見が期待される。これまで写真の発見は「貴重な資料」と報じられてきたが、資料自体の研究や活用は不十分だった。最大の問題はその写真の大半が、何らかの公権力の許可や了解のもとで撮られていたことへの認識が弱いことだろう。

 空襲被害報道が厳しく規制された戦時下に、なぜこれらの写真が大量に撮られたかは、その元々の用途や意図を考える点で不可欠である。今回は当時のマスコミに設けられた国防写真隊を中心に、これまで把握できた実態について紹介する。

 なお、本報告は科研費基盤研究(C) 研究課題番号21K00881「国防写真隊とアジア太平洋戦争末期における空襲被害写真撮影体制の研究」の成果報告とその後の成果をまとめた内容である。


【経歴】

修士(文学)。東京大空襲・戦災資料センター学芸員、すみだ郷土文化資料館学芸員。

明治学院大学国際平和研究所研究員。


【専門】

日本近現代史(東京大空襲・平和教育・関東大震災)


【業績】

石橋星志「すみだの東京空襲体験画研究の試み」『歴史評論』891号、2024年7月

石橋星志「東京大空襲を伝える博物館の試み」『歴史評論』865号、2022年4月 ほか