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2026.09.11

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地域の中小企業を支える金融のしくみを考える
公開研究会のご案内

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地域の中小企業を支える金融のしくみは、いまどのように変わっているのでしょうか?


本セミナーでは、「事業性融資」「ゾンビ貸出」「エクイティ投資」という3つのテーマを手がかりに、中小企業金融をめぐる論点を、国内外の学術研究に基づいて分かりやすく整理します。金融の基礎から解き明かしながら、地域金融機関が中小企業の資金調達と成長に果たしうる役割を考えます。



テーマ リレーションシップバンキング行政以降の中小企業金融:学術研究に基づく論点整理と評価

報告者 小野有人(おの ありと) 中央大学商学部教授

日 時 2026年9月26日(土)午後2時から4時

場 所 政治経済研究所3階会議室+zoom

参加費 500円(研究会員無料)


「事業性融資」「ゾンビ貸出」「エクイティ投資」――学術研究から、中小企業金融の論点を読み解く。


※事前資料は、お申し込みの方へ前日までに送付します。

※イベント継続のため、ご支援のカンパを募集しています。



【概要】

地域金融機関による中小企業金融は、「リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラム」(2003年)から「地域金融力強化プラン」(2025年)に至るまで、金融行政の重要なテーマであり続けてきた。本講演では、そのなかで論点となってきた三つのテーマを取り上げる:①不動産担保・経営者保証に過度に依存しない「事業性融資」、②財務危機に陥った企業の事業再生と「ゾンビ貸出」、③スタートアップを含む非上場企業への地域金融機関によるエクイティ投資。まず各テーマについて、コーポレートファイナンス、金融仲介の基礎的な理論を確認する。次いで、理論および内外の実証研究の知見に照らして論点を整理し、最後に暫定的な評価を試みる。特定の政策の成否を断ずるのではなく、既存研究をふまえて、各論点を多面的に捉え直すことを目的とする。専門的な内容を含むが、金融の基礎から解き明かすことで、地域金融機関が中小企業の資金調達と成長に果たしうる役割を考えたい。


【経歴】

小野有人(おの ありと)

中央大学商学部教授。1991年東京大学経済学部卒、2001年ブラウン大学Ph.D.(経済学)。1991年富士総合研究所入社、日本銀行金融研究所シニア・エコノミスト(2009〜2011年)、みずほ総合研究所主席研究員を経て、2015年4月より現職。金融審議会ワーキング・グループ委員(2011〜2015年)、日本銀行調査統計局アドバイザー(2015年)等を兼務。主な研究分野は銀行論、企業金融。主な編著書に、『新時代の中小企業金融』(東洋経済新報社、2007年)、The Economics of Interfirm Networks(Springer、2015年、共編著)。International Economic Review, Journal of Banking & Finance, Journal of Economic Geography, Journal of Financial Stability, Journal of Money, Credit and Banking等の査読学術誌に掲載論文あり。

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